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自己破産後の生活はどう変わる?

自己破産は借金をチャラにする、債務整理の最終手段です。
この自己破産には強いマイナスイメージが付きまとっており、人生のどん底だと感じるかもしれません。
しかし、こうしたネガティブなイメージは、あくまでも想像であり実態とはかけ離れたものなのです。
テレビドラマなどで地獄に突き落とされたような演出があり、それが原因で根付いた誤解です。

 

自己破産は人生のどん底ではありません。

どん底と言う言葉で表現するのであれば、借金をしている状態の方がどん底です。
例えば500万の借金をしている状態の人と、自己破産して借金がゼロの状態の人、どちらがよい環境で生活を送れると思いますか?
一部に例外はありますが、基本的には自己破産して借金を帳消しにしている人の方が生活は安定しているでしょう。

 

自己破産を行ったら、周囲の人に後ろ指を差されるような誤解を持っていませんか?
そのようなことにはまずなりません。
そもそも周囲の人は、あなたが自己破産したのをどうやって知るのでしょうか?
自分で自己破産したことを言い触らさない限り、周囲の人は誰も気づかないでしょう。
自己破産すると国が発行する機関紙に名前や住所が出ますが、そのような物を読んでいる人は極限られた人です。

 

ここで言いたいのは、自己破産を行っても日常生活は普通に送れると言うことです。
ネガティブな印象を持つ前に、自己破産の真実について詳しく知っておきましょう。

 

実際に自己破産を行って不便なことは無いのか

それは否となります。やはり自己破産を行ったデメリットは残りますが、生活に支障を来たすものではありません。
日常生活での変化として挙げるならば、ローンを組めない、クレジットカードを利用できない、この2つが大きく関わって来るでしょう。
ネットではしばしばカード払いしか受け付けていないショップなどがあります。
そうしたサイトを利用できなくなったり、車や高額な商品の分割払いが出来ないデメリットは出てきます。
これは自己破産によって金融機関のブラックリストに登録されているからです。

 

しかし、自己破産によるデメリットはそれぐらいなのです。
現金払いであれば普通に買い物が出来ますので、多少の不便さはあっても借金生活よりは遥かに安心して暮らせるはずです。

 

自己破産後に借金を反省し、少しずつ貯蓄をしていく生活を送る方が賢い選択と言えるのではないでしょうか?
借金を抱え続ける生活から抜け出したいと思うなら、弁護士へ相談するのを勧めます。

自己破産後の生活は悪いことばかりではない!

自己破産をすると、様々なデメリットが発生します。
代表的なものとしては、金融機関へのブラックリスト登録が挙げられます。
こうなると銀行やまともな消費者金融はお金を一切貸してくれなくなります。
クレジットカードを作ることも出来ないため、キャッシング等を利用するのも不可能となるでしょう。

 

他にも、カードが使えないのでネットでのショッピングには不便さを感じるはずです。
水道光熱費等もクレジットカードで支払えないので、ある程度の一括払いが必要になり、出費が特定の月に集中することもあるでしょう。
自己破産すれば車も売却の対象となるので、すぐには実感が無いと思いますが、高速道路のETCの利用も出来ないので割高な料金を支払うリスクも発生します。

 

こうした多くのデメリットはあるものの、自己破産後の生活には良いこともあります。

 

何と言っても借金が無いのが最大のメリットです。

今持っているお金はすべてあなた自身の物であり、返済に数万を支払う必要が無いのです。
貯蓄を行うのも良いですし、頑張っている自分へのご褒美として何かを買うのも良いでしょう。
自由に使えるお金があるのは、非常にすばらしいことなのです。

 

さらに、借金したい誘惑に駆られても、どこもお金を貸してくれないので、借金地獄に戻る心配も少なくなります。
自己破産した事実は自分から打ち明けない限り、周囲の人には発覚しませんし、会社の人にもバレないでしょう。
そのため一般的な人と何ら変わりない生活を送れます。
仕事を探す時も自己破産を自ら話す必要はまったくありません。相手から自己破産しましたね、と問われることも皆無でしょう。
普通の生活を送り、普通に仕事を行う。当たり前の日常を過ごして行けるのは、実はとてつもなく幸福なのだと知るでしょう。

 

自己破産した人の感想で多いのが、案外普通だった、です。
それほどまでに平穏な日常が待っていると考えてください。

 

デメリットを補って余りあるメリットが自己破産にはあるのです。
借金が返済できずに困っているのなら、自己破産を検討するのも良いでしょう。
自己破産は悪では無いのです。法的に認められた救済手段なのです。

 

もしあなたが自己破産を検討するなら、一人で考えずに専門家へ相談するようにしましょう。
自己破産は債務整理の最終手段です。自己破産以外にも債務整理をする方法はあるので、専門家にアドバイスを受けてみてください。
ちなみに、自己破産は弁護士に依頼することになるので、必要に応じて無料相談等を利用してみましょう。

これから自己破産を行う方へ

借金が返せずに自己破産を検討している人も居るでしょう。
そんな人には、自己破産によるメリットとデメリットをしっかりと把握してもらいたいです。
安易な自己破産の選択は、今が良くても数年後に影響が出てきます。
また、自己破産を行った後にも注意しなければいけないことがあるので、それを肝に銘じましょう。

 

自己破産をしようと思っている人は、まずは本当にそれしか選択肢が無いのか考えてみてください。
債務整理には、任意整理や個人再生と言う手段もあります。
自己破産によってブラックリスト登録される期間は10年間とされています。
10年間、住宅ローンや自動車のローンが出来ないですし、クレジットカードが作れません。
特にクレジットカードが無いのは、日常生活の様々な部分で大小の不便さを生むでしょう。
高額な買い物を分割で支払えないのも地味に手痛く感じるのではないでしょうか?

 

100万や200万の借金であれば、自己破産よりも任意整理の方が遥かに痛手が少ないでしょう。
自己破産を行うと財産をすべて処分しなければならないため、売却手続きや住民票の移行などを行う必要もあります。
それに対して任意整理は、細かい手続きは弁護士がやってくれるので負担は皆無です。

 

そして、何よりも重要なのが生活するお金を稼ぐ手段があるかどうかです。
生活費が足りなくて借金してしまった人は、安定した職に就いてから自己破産しないと無意味です。
自己破産した後に生活費が無くなり、また借金しようと思ってもブラックリストに登録されているので、どこもお金を貸してくれません。

 

そうなるとどうなるかと言うと、闇金にお金を借りるしかなくなってしまうのです。
自己破産をした情報を手に入れた闇金業者から、お金を貸すと電話してくる事例が確認されています。
甘い誘惑に負けて借金をしてしまうと、これはもう本当の意味での地獄となります。
自己破産を行ったら、その後10年間は自己破産が認められないのです。

 

これから自己破産を行う人は、最低限生活するだけの収入を見つけてからにしましょう。
そうでなければ借金生活へ逆戻りしてしまいます。
もし、病気等で働けない事情があるなら、生活保護が受けられるかを確認するのが良いです。
何としても、生活して行くお金を得る手段を探さなければいけません。

 

自己破産してからそのことに気付いても手遅れになるかもしれないのです。
大抵の場合は、自己破産する前に弁護士の人がアドバイスしてくれるので、どんなに強い覚悟を持っていたとしても必ず相談を行いましょう。
あなたが知らない自己破産の実態が見えてくる可能性は十分にあるのですから。